2017/7/21 18:49:19

【初めて子犬を飼うあなたへ】子犬と過ごす最初の7日間の大切さ


    わが家に初めて子犬がやってきた!ドキドキ、ワクワクしながらも、その反面では緊張や不安も感じているのではないでしょうか。それはワンちゃんにとっても同じで、新しいお家、新しい環境で好奇心と緊張を抱いていると思います。

    子犬が家に来ての“最初の1週間”“新しいお家に慣れるための期間”なので、ワンちゃんの生活スタイルが定着したり、飼い主との関係性が構築されたりと、その1週間をどう過ごすかによって、今後ワンちゃんとよい関係でいられるかどうかが決まってくるとっても大事な1週間です。楽しいペットライフを送るためにも最初の1週間の過ごし方についてお話しいたします。


    1.遊ばせすぎない・構いすぎない

    子犬を家に迎えたら、まずは緊張と移動で疲れているのでお水を用意し、すぐに“ケージ内で休ませます。”生後1年以内の子犬であれば月齢に関係なく、“迎えてから1週間はケージの外に出さない”で、必要な時以外は構わずそっとしておきます。子犬のうちは“寝るのが仕事”と言われるほど睡眠が大切ですので、睡眠の邪魔はせず見守りましょう。元気だからといって外に出して無理やり遊ばせたり、必要以上に抱っこしたりすると、ワンちゃんに大きなストレスがかかります。ストレスにより体調を崩したり、“疲れてご飯を食べる体力が無い”なんてことにも繫がりますので、構いすぎに気を付けなければいけません。

    中には不安や寂しさから夜鳴きをする子や、ケージの中から出たくて吠えてしまう子がいます。しかし、そこで“鳴いているからとケージから出してしまう”と、吠えたら出してくれる、と覚えてしまいさらなる“ムダ吠え”に繫がってしまいます。

    ワンちゃんを落ち着かせるために……

    “ケージに布をかけ薄暗く”し落ち着かせる
    ・とにかく“必要な時以外は無視”する
    ・おもちゃを与え意識をそらす
    “ワンちゃんから飼い主さんが見える”ようにしてあげる
    (ただ近くにいるだけで“構ったり、声をかけたりしない”
    人肌ぐらいの温度”の湯たんぽをケージの中に入れてあげる

    お家に慣れてきたら、ケージから出して遊んであげることでコミュニケーションを取ります。その際は必ず“時間制限”を決めて遊ばせすぎないようにしましょう。様子を見ながら遊ぶ時間を少しずつ伸ばしていき、徐々にケージの外に慣れることによってワンちゃんへの負担を減らしていきます。

    2.ご飯の食べ具合

    ご飯は必ず決められた量、回数を与えましょう。初日は緊張しているので、ご飯をたべない、食べ付きが悪いことがあります。あまりにもご飯を食べないと、月齢の浅い子犬は“低血糖(ていけっとう)”を起こしやすくなり、死に至るケースもあります。

    低血糖とは?

    低血糖(ていけっとう)とは、血糖値が低下し“栄養を補給する機能が低下”してしまう状態のことです。
    低血糖は、空腹、身体の冷え、内臓障害による栄養吸収の悪化から起こります。子犬の場合、“たった6~12時間程度の絶食”によって低血糖を引き起こす可能性があります。また、気温の低下によっても低血糖に繫がることもありますので、体温が下がらないよう室温の温度調整に気を付けましょう。

    【低血糖の症状】
    ・元気がない
    ・ぐったりしている
    ・歯茎が白くなる
    ・痙攣
    ・下半身の麻痺

    ご飯をまったく食べない場合は、ご飯に興味を持ってもらえるように“手でご飯をあげて”みたり、“ご飯の入ったお皿を動かしたり”して、興味を引いてみましょう。

    それでもまったく食べないようようであれば、“犬用のミルク、総合栄養食の缶詰”などをご飯にトッピングしてみてください。また、“ご飯を人肌ぐらいに温めて、においを出して”あげると興味を持ってくれることもあります。食べないからといって、“すぐにご飯を変える、食い付きの良い缶詰を与え続けると、偏食に繫がる”場合があります。できる限り工夫をしてみましょう。

    ご飯の与え過ぎにも要注意で、うんちが緩くなってしまうことがあります。最初のうちは決められた量を与え、子犬の成長と運動状況、“うんちの状態”を見ながらご飯の量を調節していきましょう。

    3.体重管理について

    体重は健康状態を確認する1つの指標になるため、“定期的に体重を測りましょう。”

    “生後4ヶ月”までは身体が急成長する時期なので、“通常であれば体重が増えないなんてことはありえません。”体重が増えない場合はご飯の量が足りない可能性がありますし、体重が減っている場合は、何らかの健康状態に異常があるかもしれません。元気に見えるようでも、一度医師やブリーダーに相談してみてください。

    4.うんちやおしっこの有無

    子犬がトイレをした際にはきちんと状態をみてみましょう。

    ・うんちをしない
    ・うんちが緩い
    (健康であれば“コロコロとして、手で掴める”状態です)
    ・うんちに血が混じる
    ・おしっこに血が混じる



    これらの原因は大半が環境変化と緊張によるストレスです。環境に慣れ、ご飯をきちんと食べて、お水も飲んでいるようなら改善することも多いです。しかし、2,3日たっても状態が続く場合は環境を改善するか、動物病院に相談するようにしましょう。

    また、“寄生虫が原因”の可能性もあります。その多くが親犬から子犬へ移った母胎感染のケースで、寄生虫が子犬のお腹の中に住みつき悪さをします。

    寄生虫による症状とは

    ・食欲がない
    ・元気がない
    ・嘔吐
    ・下痢(うんちの状態が悪くなる)
    ・体重が増加しない
    ・毛つやの悪化

    早めに薬を飲ませて治療しないと、命を落とす場合もありますし、治療をせずに放っておくと先住犬に移る可能性もあります。子犬のうちは定期的にうんちの検査をしましょう。

    5.室内温度を管理

    子犬は体温調節がうまくできないために“気温の変化にとても弱い”ため、室温を調節し“25℃~27℃”を保つようにしましょう。

    エアコンを使用する場合はワンちゃんに“直接エアコンの風が当たらない”よう、ケージの置く場所に気を付けることと、ワンちゃんが震えていて寒すぎないか、呼吸が荒く暑すぎないか様子を見ながら温度調節をしましょう。

    夏の場合は熱中症の恐れがあるので、エアコンだけでなく“クールマット”などの冷却グッズの併用もオススメです。冬の場合は、“ペット用ヒーター”など暖めるためのグッズを使ってあげましょう。併用したことによってワンちゃんにとって寒すぎ、暑すぎてしまうこともあります。必ずケージ内に逃げ場を作ってあげてください。

    さいごに

    初めて子犬を迎えてからの1週間。色々と気を遣うことが多く大変だということをお伝えしました。しかし、子犬はお家に迎えられた以上、1匹では生きてはいけません。飼い主がワンちゃんをストレスや病気から守らければいけないのです。この1週間が幸せな毎日を送るための第一歩になります。素晴らしいペットライフを送るためにも、この1週間は真剣に取り組んでみてくださいね。

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