2016/2/19 10:59:29

甘やかしは禁物!?ポメラニアンの食事管理

    1.ポメラニアンの食事管理の鉄則

    フードの量に定義はない!?食事管理の鉄則

    ドッグフード

     実はポメラニアンには、これと決まったフードの量はありません。それは、わんちゃんによって体重が異なっており、中には2倍近く差が出ていることもあるからです。そのため、便の様子を見ながら量を調整する必要があります。目安としては、わんちゃんの体重の40分の1(※例:体重2kgのわんちゃんであれば、50gとなります)と言われてます。また、市販のドッグフードをあげる場合は包装紙に目安の記載がある場合がありますので、最初はその量を与え、便の様子を見ながら調整していくと良いでしょう。なお、便がやわらかすぎる場合は「与えすぎ」、便が硬すぎる場合は「少なすぎ」という認識の上で調整を進めていただければと思います。
     人間でもお聞きしたことがあるかもしれませんが、犬にとっても理想は腹八分だと言われています。満腹ではないため、食事が終わってもおねだりをしたり、まだ足りないと訴えるように受け皿をなめまわすことがあるかもしれません。しかし、便の様子を見た上で適量であれば、それ以上与えることは肥満の原因ともなりえますので、甘やかしたくなる衝動をぐっとこらえるようにしましょう。

    どんなものをあげればいいの?

     それではどのようなものをあげると良いのでしょうか。厳密に言うと、年齢によって与えるフードの種類は異なってきますので一概には言えません。ただし、必要な栄養素としては人間とほぼ変わりませんので、各栄養素がバランス良く摂取できるように配慮してあげましょう。なお、「犬に与えてはいけないもの」は存在します。中には摂取することで中毒となり、命に関わることも…。「与えてはいけないもの」はしっかりと認識した上で、それを除いた食事を心がけましょう。
     与えてはいけないものとしては、以下のようなものがあります。
      
      ▽与えてはいけないものの一例
      ——————————–
      ・ネギ類(※玉ねぎ、長ねぎ、ニラなど)
      ・チョコレート類
      ・ニンニク
      ・コンソメ(※玉ねぎ成分を含んでいますので要注意)
      ——————————–
     
     もし食事をご自身で手作りなさるようであれば、上記の食材は絶対に使わないように注意しましょう。また、上記は最も危険とされるものの一例となります。他にも消化不良を起こしやすい食材など、わんちゃんの食事に適さないと言われているものはありますので、不安に思うものがあれば、調べた上で使用するように心がけてください。

    2.年齢別ポメラニアンの食事

    フードの回数や種類は年齢によって分けよう

     フードの回数や種類は年齢によって異なってきます。たとえば、人間でも赤ちゃんには離乳食が必要な時期があるように、犬にとっても離乳食が必要な時期があります。個体差があるため、一概に断定はできませんが、目安として参考にしていただければと思います。また、フードの種類を切り替える際にわんちゃんの体重は重要な目安となりますので、体重は可能な限り把握しておきましょう。

    生後2か月まで

    ポメラニアン

     わんちゃんにとって最も発育が進むときです。多くのカロリーを必要としますが、内臓器官が未熟なため、一度に多くの量を摂取できません。そのため、1日の食事は3~4回ほどに分けてあげましょう。また、少ない量でも高いカロリーを摂取できるものが望ましいです。他にも、骨を作る大切な時期であるため、カルシウムが摂取できるように心がけてあげましょう。ただし、この時期はカルシウムの吸収力が高いため、与えすぎは禁物です。基本的には、栄養バランスが配慮された市販のパピーフードであれば問題ないかと思います。離乳したばかりのわんちゃんに、ドライタイプのパピーフードを与える場合は、ぬるめのお湯にふやかしてあげましょう。

    生後2~6か月

     骨の発達が落ち着き、筋肉や脂肪の成長が目ざましくなります。たんぱく質やミネラルがより多く摂取できるパピーフードが望ましいでしょう。ただし、この頃に脂肪分を蓄積しすぎてしまうと、やせにくい体質になると言われていますので、脂肪分の与えすぎに注意してください。フードの回数は1日2~3回に分けてあげるようにしましょう。

    生後6か月~8歳

    ポメラニアン

     身体の成長が止まり、大きさが成犬と同じくらいになったことを目安に、アダルトフードに切り替えてください。成長が止まったことを把握するためにも、体重管理はしっかりと行うようにしましょう。フードの回数は、アダルトフードに切り替えるまでは、引き続き1日2~3回を目安に、切り替えた後は1日2回ほどに分けて行っていただければと思います。
     フードをアダルトフードに切り替えた後は、老犬期に入るまで食事の回数や種類は変えなくても問題ないかとは思います。なお、注意していただきたい点としては、特に理由なく、「残すから別の食べ物を与える」ことです。これを行ってしまうと、わんちゃんが「食べなければ別の食べ物がくる」と覚えてしまい、主導権を握られる要因の一つにもなってしまいます。また、ポメラニアンは副腎皮質ホルモンと呼ばれる、食欲を作用するホルモンの分泌が高いため、食いしん坊であることが多く、必要以上に食べ物を欲する場合があります。この場合も肥満防止のため、毎日便の様子を確認し、必要以上にフードを与えないよう注意してください。

    8歳以降

     老犬期と呼ばれる期間です。フードの回数は引き続き1日2回で問題ありませんが、シニアフードに切り替えるようにしてあげましょう。この時期は食欲が不安定であるいことが多くなります。食欲が減少した場合は、獣医さんへの相談を検討してください。なお、だんだんと嗅覚や味覚が衰え始めますので、わんちゃんにとってはごはんを美味しく感じなくなる時期でもあります。食欲が減少し、獣医さんに相談しても特に異常がない場合は、器官の衰えが原因である可能性がありますので、匂いを強くしたり、わんちゃんの食欲が出るような工夫をしてあげましょう。また、状況に合わせて、1回の摂取カロリーを増やした上で食事回数を1日1回に切り替える、足腰の衰えを考慮して食器を置き方を変える、歯の衰えを考慮してフードをふやかしてあげる、などの配慮をしてあげてください。

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