2016/2/19 11:00:13

丈夫で長寿なポメラニアン!でもここには注意!?

    ポメラニアンで注意したい病気とポイント

    基本的には丈夫で長寿なポメラニアン!でも…

    ポメラニアン

     基本的にポメラニアンは病気をしにくく、長寿であると言われています。それは、元々寒い地方で元気にソリを引く体力自慢のソリ犬であり、かつ丈夫な気質を持つスピッツの血を引いているからです。ただし、1歳までに発症しうる先天性疾患や、それ以降に気をつけるべきポイントなどは飼い主として把握しておく必要があります。なお、ポメラニアンは副腎皮質ホルモンの分泌が著しいため、他の犬種に比べて食欲が旺盛で、必要以上に食べ物を欲し、飼い主が配慮してあげないと肥満になってしまいます。肥満は様々な疾患を生む要因となりますので、絶対に避け、そのためにも食事管理は徹底して行いましょう。

    膝蓋骨脱臼(パテラ)

     膝蓋骨脱臼とは、ひざの関節のお皿が脱臼してしまうことを差します。中には高所から落下した際の衝撃などで発症する場合もありますが、ポメラニアンにおいてはほとんどが生まれつき持っている先天性です。先天性の場合、およそ1歳までに発症しますので、骨が成長しきるまでの早期発見が治療の鍵となります。
     症状としては、脱臼した足を時々浮かせて歩行するなど、歩行において異常な行動が見られるようになります。その行動の頻度が低い内は脱臼してもふとした動作で元に戻るようですが、頻度が高くなればなるほど、症状は悪化しており、最終的には靭帯のび、骨が変形した上で
    脱臼が自己修復できないようになります。そうなると、常に足を浮かせる、曲げて歩行する、などの明らかな歩行異常が目立ち、最悪治療が難しくなってしまう場合もあるので注意してください。
     なお、後天性の場合は前述のとおり、多くが落下の衝撃などで発症しますので、「わんちゃんが登れる高い場所を作らない」「フローリングであればカーペットなど衝撃を和らげるものを敷く」ことで予防することができます。また、肥満体型が足腰への負担となることで発症する場合もありますので、肥満にも十分ご注意ください。

    レッグ・ペルテス病

    ポメラニアン

     基本的に原因不明とされている病気ですが、先天性疾患の可能性もあると言われています。多くが1歳までに発症し、原因が不明であることから予防が困難であるとされています。そのため、常にわんちゃんの様子に気を配り、異常な行動をした際に察知できることが重要です。
     症状としては、足をひきずる、足に力が入っていないなど、歩行や起立時に異常が見られることがほとんどです。他にも関節部を触られることを嫌がるなど、股関節周囲の過敏症が見られるようになります。これは、大腿骨頭への血行が阻止されることにより、大腿骨の骨頭が壊死してしまうことが原因です。発症すると、外科手術が避けられない疾患ではありますが、可能な限り早期に発見することが望まれます。もしご自宅のわんちゃんに、上記症状などが見られる場合は、早めに獣医さんに相談するようにしましょう。

    アロペシアX

     幅広い年齢で発症する可能性がありますが、多くは1歳から4歳の間に発症する脱毛症です。現状、原因不明であることから予防は困難となります。ただし痒みなどは発生せず、症状としては肌が乾燥し、毛が抜ける外観上の問題がほとんどですので、肌の乾燥を防ぎ、服などを着せることで皮膚を保護するのみに留める方も少なくはないようです。治療を受ける場合は、発毛を促す内科的な治療を施すこととなります。

    骨折

    ポメラニアン

     ポメラニアンが怪我をする場合、多いケースが骨に関するものです。特にポメラニアンの好奇心な性格が災いして、高所から飛び降りることにより、そのはずみで骨折を患うわんちゃんなどはとても多くいらっしゃいます。ポメラニアンは病気はしにくい気質の持ち主であるものの、骨のつくりは細く、強いとは言えません。「ポメラニアン 骨折」といったワードでインターネット検索をすると、非常に多くの方が経験されていることが伺えます。
     この場合、最も重要なことは飼い主が環境を配慮してあげることです。家の中ではわんちゃんが登れる高所を作らない、負担を減らすためにカーペットを敷いてあげることなどが挙げられますが、他にも肥満体型などが災いする場合もあるので注意が必要です。また、家の中だけではなく、外での散歩においても危険が潜んでいます。ポメラニアンはとても好奇心が強いわんちゃんですので、気になるものがあるとすぐに飛びついたり、段差もいとわず駆け抜けることがあります。そんなときしっかりリードを管理していないと、骨折の要因ともなりえますので、お散歩中はキッチリリードを管理することで、わんちゃんの安全も管理するよう心がけましょう。

    流涙症

     流涙症を発症すると、常に目の周辺に涙がたまっている状態になります。そのあふれ出した涙が目頭などにたまり、変色したものが「涙やけ」と呼ばれるものです。ポメラニアンは常に潤んでいるような瞳を持っていますが、涙やけができた場合は注意が必要です。原因としては、目の中にまつげなどの異物が入ったケースや、目の炎症が発症しているケースなどが考えられます。目に異物が混入している場合は取り除き、もしそれが目の周りの毛などであれば周辺の毛をカットしてあげましょう。特に目に異物などが見られない場合は、獣医さんへの相談をご検討ください。

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