2017/5/10 09:09:25

健康的な生活は日々の食事から!ポメラニアンに必要な栄養素を学ぼう

    1.日々の欠かせないお世話「給餌」

    ご飯は命にかかわる大切な事

    ポメラニアン

     生き物にとってご飯を食べる事、食事は“生きるために必要な行為”であり、毎日の生活や運動をするエネルギーの源にもなります。また、健康に長寿を目指す為にもバランスの良い食事は欠かせないものなのです。しかし、ペットであるポメラニアン達は自分達でご飯を食べる事が出来ません。ペットはご飯を食べる事が出来なければ当然餓死してしまいます。また、生後数ヶ月のポメラニアンはとても小さく、ご飯を食べなければ“低血糖”を起こしてしまいます。食ムラが激しい小型犬の子犬は、低血糖にならないように1日数回に分けしっかりとご飯を与える必要があるのです。
     
     ペットに毎日ご飯を与える事は飼い主さんの義務です。そして、食事は“与えすぎも良くありません。”人と同じように、自分の体型を超えた食事量を食べると“肥満”になります。今回は、ポメラニアンの『ライフステージ別での食事の与え方』をご紹介していきます。また、食事には“栄養バランス”が重要となってきます。犬と人では必要な栄養素が違い、犬種や年齢によっても多少異なります。『ポメラニアンの必要な栄養素』や必須アミノ酸・必須脂肪酸などをお伝えしつつ、人間の食べ物で絶対に与えてはいけないものなどもご紹介していきます。

    2.ポメラニアンの「給餌量」や「給餌回数」

    ライフステージによって異なります

     1回のご飯の給餌量や、1日の食餌回数は犬の年齢“ライフステージ”によって違ってきます。ライフステージとは、ポメラニアンの年齢によって分けられる成長段階を言います。犬には『幼齢期』『成犬期』『高齢期』と大きく分けられます。ポメラニアンの場合、幼齢期は産まれてから1歳過ぎくらいまで、成犬期は1歳半~6歳7歳頃まで、それ以上の年齢がシニア期です。より細かくライフステージを分けている事もありますが、今回はこの3つのライフステージを使い説明をしていきます。

    ●給餌量

     犬の給餌量はライフステージによっても異なりますが、“犬種や体重、性格、ドッグフードの種類”によって大きく変わります。ポメラニアンの給餌量は与えているドッグフードのパッケージに記載されている「1日の給餌量の目安」の通りに与えれば問題はありません。また、勘違いしがちですが、パッケージに表記されている数字のほとんどが“1日の給餌量”です。
     
    【1日の給餌量(g)÷1日で与えているご飯の回数(回)=1回の給餌量(g)】
    になります。多く与えすぎてもペロッと食べてしまう子も中にはいますが“肥満の原因・下痢や軟便の原因”にもなりかねませんので、しっかりと規定の量をチェックしておきます。また、ご飯が少なすぎても栄養が足りなく“痩せすぎて栄養不足”になるので、適量のご飯を与えましょう。

    『幼齢期』

    犬の成長期とも言える「幼齢期」の食事は最も大事なものです。犬は赤ちゃんである子犬から大人の成犬まで短期間で急激に成長をします。そのため、たくさんのエネルギーが必要なこの時期には成犬や老犬のご飯と比べ“高カロリー”のものを与えるのが好ましいです。ドッグフードは、高タンパクで栄養バランスの良い優れたパピー用フードを選びましょう。ポメラニアンは産まれてから栄養たっぷり、移行抗体たっぷりの母犬のお乳を飲みすくすく成長します。ちなみに、母犬の初乳は産まれたばかりの子犬にとってはとても大切で、子犬が初めて受け取る抗体“移行抗体(母子免疫)”が含まれております。移行抗体は子犬が予防接種であるワクチンを打てる頃まで子犬の健康を守ってくれる唯一の抗体になり欠かせないものです。個体差もありますが生後3週齢~4週齢を過ぎた頃から“離乳食”が始まります。

    <給餌回数>

     幼齢期のポメラニアンは、まだまだ赤ちゃんの子犬です。そのため、“胃もとても小さく、食べ物の消化吸収が下手”です。生後2ヶ月~3ヶ月頃までドッグフードも“消化しやすくやわらかくふやかす必要があります。”また、一度の食事で食べられる量が限られており、一度の食事だけでは必要な栄養分が充分に吸収されません。そのため、子犬の時期はご飯を与える回数を“3回~4回に分けて”ご飯を与えます。
     
     住んでいる環境が変わると起きやすい出来事ですが、全くご飯を食べなくなる子犬がいます。特にポメラニアンのような小さな子犬は“食ムラをし、すぐ低血糖”にもなります。ご飯を1日食べないだけでも大きな事態に発展する事がありますので、ご飯を食べない時は犬用ミルクや子犬用缶詰をトッピングしたり、獣医や販売元に相談したりしましょう。1日のご飯量が足りていてお腹いっぱいで食べない、わがままで食べないもあるので何で食べないかを突き止める必要があります。また、すぐご飯を吐いてしまう、よく下痢をする時はドッグフードに問題がある場合、アレルギーがある場合があるので、特に幼齢期は少しでも異変があればすぐに病院に行きましょう。

    どうやってカリカリフードに?

    ドッグフード
    photo by Sh4rp_i

     ドライフードへの移行は、ドッグフードを変える時を同じように“徐々に変えていきます。”ふやかしフードから急にカリカリフードに変えてしまうと食べなくなってしまう事もありますし、お腹を壊してしまう事もあるのです。そろそろカリカリのドライフードに変えようかなと思ったらいつもより気持ちふやかす“水分量を減らして”ください。そして、しっかり食べてくれるようであれば次の日はもっとフードを固めに作りと、徐々にそのままのドライフードに近付けさせます。途中で食べなくなったら今までの固さのフードと、少しふやかして与えたフードを混ぜて与えます。それでも食べなかったら一旦ふやかしフードに戻してあげましょう。
     
     いつからドライフードにすればいいのか?これも個体差や、個人の意見が大きく左右されてきます。生後3ヶ月頃から完全ドライフードを食べさせている飼い主さんもいますし、生後6ヶ月頃までふやかしを混ぜたドライフードを混ぜて与えている飼い主さんもいます。必ずしも何ヶ月までに完全ドライフードにならなければいけない事は無いです。何ヶ月齢から飼い始めたのか、前の飼育環境ではどんな風にご飯を食べていたのか、それによってドライフードに移行する時期は変わってきます。ドライフードに移行したら、いつでも新鮮な水がたくさん飲めるような環境を整えておきましょう。

    『成犬期』

    ポメラニアン

     成犬の時期は人間で言う大人の時期!成犬のポメラニアンは元気いっぱい活発な子が多く、人も大好きな性格です。子犬の時期ほどカロリーは必要ないですが、子犬以上に“運動量”があるのでその分の栄養が必要になります。しかし、ポメラニアンのような室内犬は外飼いの大型犬に比べて運動量が少なく“肥満になりがち”です。
     
    おねだり上手なポメラニアンについついおやつを与えすぎてしまい、普段のご飯カロリー&おやつのカロリーが重なり太ってしまいます。ポメラニアンは被毛が長く密着しているため太っているか痩せているのかの判断が“見た目では難しい”です。日頃のブラッシングやお手入れを通して愛犬の肥満度をチェックすると共に、体重も家で測るようにしましょう。

    <給餌回数>

     成犬の給餌回数は“1日2回”と言われています。しかし、成犬の時期でもフードを1日3回や4回に分けて与えても問題ありません。子犬の頃は、一度に食べられる量が少ない割に必要とするエネルギーや栄養素が多いため小分けで与えていましたが、成犬になれば胃などの消化器官もしっかり出来て食べられる量も増えます。そのため、1日2回の食事でも必要な栄養をしっかりと吸収する事が出来ます。ポメラニアンを飼育する上で1日2回の食事ペースの方が飼い主さんも管理しやすいです。お仕事などで日中は家にいられない飼い主さんには朝晩2回の方が助かりますよね。
     
    体の消化吸収があまり良くない子や、ダイエット中の子、獣医から“少量頻回”でフードを与えて下さい!と言われている子は、1日のご飯量1回分を少なくし複数回に分けて与える必要があります。そのため、成犬になったら絶対1日2回の食事ペースになると言う訳ではないので注意して下さい。そして、少量頻回が難しいい家庭ではお昼の給餌を“自動給餌器”に任せるのが便利です。

    『高齢期』

    ポメラニアン

     高齢期に入ると、成犬に比べ“運動量が減り”日中でも寝ている事が多くなってきます。それでもまだまだ8才9才頃のポメラニアンはとても食欲があり元気です。おやつも大好きでよく食べる子が多いので、肥満になりやすい傾向にあり注意が必要になります。高齢犬になり、体にも気を遣わなければいけない年齢なので食欲旺盛な子は、比較的低カロリーで高齢犬に必要な栄養素が十分に配合されているシニア用ドッグフードを選びましょう。
     
    10才を超え、12才13才の老犬になってくるとより活動力が減り“フードを食べなくなってくる子”がいます。年を取ってくると噛む力も弱くなってきますし、食欲も落ちてきます。その時は“ご飯をふやかして”与えたり、“トッピングを加えたり”工夫をして何とか食べられるようにしてあげて下さい。時には嗜好性の高い缶詰をトッピングしてあげるのもいいです。またご飯を急に食べなくなったなら、「体が痛い」「違和感がある」との訴えかも知れません。老犬になると、体が弱り病気も増えてきます。老犬も子犬同様注意して観察し、おかしいと思ったら病院に行きましょう。

    <給餌回数>

     老犬になってくると一度に食べられるフード量が段々と減ってきます。また、消化吸収機能も低下してくるのでフードを子犬のように“1日の量を複数回分けて与える”事が多いです。無理して食餌回数を増やす必要は無いですが、「痩せてきた」「ご飯を一気に食べられなくなった」などあれば数回に分けて与えた方が良いと思います。

    3.ポメラニアンを理想体型に!

    肥満は良い事が1つも無い

    ポメラニアン
    photo by kris krüg

     ポメラニアンなど室内で暮らす小型犬は運動量が少なく、愛らしい見た目から“肥満になりやすい犬種”になります。ぽちゃぽちゃとしたポメラニアンも可愛らしいのですが、肥満はメリットが一切無いものです。肥満になる事で“病気にかかるリスクが高まり”ます。また、体を支える骨・関節により多くの負担がかかりポメラニアンにも多い“膝蓋骨脱臼”を悪化させるのです。
     
    先ほども軽く触れたように、ポメラニアンは見た目では太っているのか痩せているのか判断が難しい犬種です。そのため、気が向いた時や月に1度は体重測定を行ってあげて下さい。子犬の頃から継続して体重を測る事によってその子の成長記録にもなりますし、体重が一気に減った時には“体調の変化にも気付く”事が出来ます。ポメラニアンの平均体重は、“2㎏~4㎏”と言われていますが、これはあくまでも平均体重です。オスやメス、体格の違いでも平均体重を上回りますし、下回る時もあります。それではどのように適正体型かどうかを見分ければいいんでしょうか?

    BCS(ボディコンディションスコア)

    BCSはボディコンディションスコアと言われるもので、動物種別に見た目や触った感じで“痩せすぎか標準か太りすぎか”を5段階、または10段階で評価したものです。1は痩せすぎ、5は太りすぎと数字が増えていくほどに太りすぎとなっていきます。そのため、真ん中の数字、5段階の場合は3、10段階の場合は5が最も標準の体型と言えます。BCSの指数は痩せた犬太った犬、様々な犬種を触ってきた「獣医・動物看護士」や「犬関連の仕事をしているプロ」に“直接触ってもらい評価して貰うのが一番正確”です。そこから、スキンシップを兼ねてポメラニアンの体を触りBCSのチェックをしてあげて下さい。

    4.犬に必要な「三大栄養素」

    ◎タンパク質

    犬 肉

     犬は野菜も食べる雑食の動物ですが、歯の形や腸の長さから“肉食動物寄りの雑食”になります。そのため、肉に多く含まれる“タンパク質”はポメラニアンにとってなくてはならない栄養素になっています。タンパク質は主に筋肉、皮膚、骨、被毛、血液、臓器などに必要で体を作る栄養素です。肉以外にも魚や、卵、大豆製品、貝類、チーズに含まれています。
     
    タンパク質は体内でそのまま利用される訳ではないです。肉を食べて消化をされている段階で、“タンパク質はアミノ酸”に分解されます。そして、体内で生成されず食事で摂取しなければいけないアミノ酸を“必須アミノ酸”と言います。
    必須アミノ酸がバランス良く含まれている食材を評価した数値を“アミノ酸スコア”と呼び、スコアが高いほど栄養価が高い食材になります。大豆製品などの植物性タンパク質より、肉や魚などの“動物性タンパク質”の方がアミノ酸スコアは高いとされていますが、バランス良く必須アミノ酸を摂取するためにも様々な食材をバランス良く摂る事が必要です。

    タンパク質に含まれる必須アミノ酸とは?

    アミノ酸

    犬にも人にも猫にも動物には“必須アミノ酸”と言われるものがあります。必須アミノ酸は、その動物の体内で“生成される事のないアミノ酸・合成されても充分な量生成出来ないアミノ酸”になります。そのため、食事から摂取する事が必要なのです。
    人の場合は9つの必須アミノ酸があります。そして犬、ポメラニアンの“必須アミノ酸は10種類”です。

    ●犬の必須アミノ酸

    ・アルギニン
    ・メチオニン
    ・フェニルアラニン
    ・リジン
    ・ヒスチジン
    ・トリプトファン
    ・イソロイシン
    ・ロイシン
    ・バリン
    ・スレオニン

     
    ちなみに、犬の必須アミノ酸に「タウリン」を足せば猫の必須アミノ酸に、「アルギニン」と「タウリン」を抜かせば人の必須アミノ酸になります。必須アミノ酸はバランス良く取ることが大事になり、“総合栄養食”とされるドッグフードには必ずこの必須アミノ酸が配合されていいるはずです。

    ◎炭水化物(糖質+繊維)

    犬パン

     炭水化物は糖質とも言い、動くための大事な“エネルギー源”ともなります。ご飯、パン、麺類、芋、トウモロコシ、砂糖などに含まれており、余った炭水化物はインスリンの働きにより脂肪細胞や筋肉細胞に変換され蓄えられるのです。
     
    炭水化物は過剰に摂取をしてしまうと“肥満”の原因になります。また、炭水化物は美味しくて甘いです。炭水化物はついつい食べ過ぎて太ってしまうやっかいな栄養素ですが、大事なエネルギー源なので摂取は必ず必要です。糖質が不足するとボーっとし頭の動きが鈍くなったり、疲れやすくなったり「低血糖」になります。また、逆に糖質を分解するインスリンが足りない場合、血中のグルコース(ブドウ糖)が高くなり、ホルモンの病気「糖尿病」になるのです。
     
     糖質ばかり目立っていますが、実は“食物繊維+糖質”が炭水化物なのです。今は、この食物繊維も大事な栄養素の1つとしてカウントされているほど、犬にも人にも必要な働きをしています。繊維は、糖質と違い消化されず“エネルギー源にはなりません。”しかし、“腸内環境を整え、その他の栄養吸収を促進”させます。食物繊維は便秘などに効果的ですが過剰摂取は下痢などの症状を引き起こすので、適度に摂取するのが良いです。野菜などに多く含まれる「セルロース」や、こんにゃくの原料でもある「ペクチン」などが食物繊維の一種になります。

    糖質の種類

    炭水化物こと糖質は3つの種類に分類されます「単糖」「二糖」「多糖」です。最終的に全ての糖はグルコース(ブドウ糖)に分解され、小腸から吸収されます。
     
    単糖・・・これ以上分解できない状態で、グルコース「ブドウ糖」とも呼ばれ、果糖とも呼ばれる。
    (例)グルコース、フルクトース、ガラクトースなど
     
    二糖・・・二糖は少糖類とも言います。単糖類が二つ結合したものを言います。
    (例)ガラクトース+グルコース=ラクトース(乳糖)フルクトース+グルコース=スクロース(ショ糖)
     
    多糖類・・・単糖が複数結合し、くっついて出来た糖です。
    (例)グルコースが結合し出来たのがデンプンでそこから配列の違いで出来たのがアミロース、アミロペクチン

    ◎脂質(脂肪)

    バター

     脂質は炭水化物同様、大事な“エネルギー源”となります。また、脂溶性ビタミン(A,D,E,K)の吸収を助ける働きを持っています。余った脂質は、“脂肪”となり体脂肪として体に蓄えられます。脂質の過剰摂取も肥満の原因だったのです。しかし、脂質も犬の体にとっては無くてはならない栄養素、脂肪は小腸で分解され多様な脂肪酸を生成します。
     
    脂肪酸は、“細胞の網膜機能、血液凝固”などにかかわる物質であり必須アミノ酸同様、“必須脂肪酸”があるのです。そして、“飽和脂肪酸”“不飽和脂肪酸”に分けられます。脂質が多く含まれる食材は、ラードやバター、生クリーム、ナッツ類、肉の脂身などです。

    ●犬の必須脂肪酸

    ・リノール酸
    ・α‐リノレン酸
    ・EPA(エイコサペンタエン酸)
    ・DHA(ドコサヘキサエン酸)

    5.まだある大事な栄養素

    水分・ビタミン・ミネラル

    水 犬

     三大栄養素と同じように大事な栄養素となるのが“水分”“ビタミン”“ミネラル”です。食物繊維もこちらの部類に入り、これらの栄養素は“エネルギー源にはならないけども健康に大事な栄養素”になります。例えば、水だけ飲んでいても空腹は満たされませんし元気も出ません。しかし、肉や魚、お米だけ食べていても喉が渇きますし生きていけません。主なエネルギー源となるものが三大栄養素だとすると、水やビタミン、ミネラル、食物繊維などの五大栄養素、六大栄養素と呼ばれるものは三大栄養素を補助する栄養素なのです。
     
     水分は、最も重要な栄養素となり体の約70%は水分で占めています。水分は、“体温調節や栄養素・体の中で物質を運ぶ”働きをし、水分不足になると体温上昇、脱水症状、尿路結石など様々な症状がでます。水分は食べ物でも多少摂取する事が出来ますが、“常に新鮮な水が飲める”ようにしてあげましょう。散歩帰りや運動後でも無いのに「急に大量の水を飲み続ける」などの異変は病気の疑いもあるので注意が必要です。
     
     ビタミンは様々な食材にも含まれる重要な栄養素となり、水に溶けやすい「水溶性ビタミン」と水に溶けにくく油(脂)に溶けやすい「脂溶性ビタミン」に分けられます。水溶性ビタミンは“ビタミンC・ビタミンB群”などになり、特にビタミンCは加熱に弱いため『ふやかしフード』を作る時やはお湯では無くて水を使い、蒸し物や炒め物に適している。過剰に摂取しても尿中に排出されます。脂溶性ビタミンは“ビタミンA・D・E・K”などになり、加熱を行っても損失が少ない。しかし、水溶性ビタミンと違い、尿で排出される訳ではないので過剰摂取には注意である。
     
     ミネラルは無機質とも言われ、有機化合物に含まれる「炭素・水素・窒素・酸素」以外の“体に必要な元素”になります。“カルシウム・リン・マグネシウム・ナトリウム・塩素・硫黄”などがミネラルになります。

    6.ポメラニアンが食べてはいけない食べ物

    手作りご飯も要注意

    ポメラニアン
    photo by emyers23

     愛犬のポメラニアンに“手作りご飯”“ドライフードにトッピング”をしてあげる事はとても良い事です。しかし、人が食べられるもの全てが犬に与えても大丈夫という訳ではなく、飼い主さんの優しさが裏目に出てしまう事もあるのです。犬にとって悪いものか良いものなのかをしっかりと学んだ上でフード作り、トッピング、おやつ作りをしてあげましょう!
     
     手作りご飯も良いですが、“総合栄養食”とし販売されているドッグフードは、1日の「適量フード」と「いつでも飲める新鮮な水」があれば“1日に必要な栄養素を摂取”する事が出来ます。そのため、毎日手作りご飯すると栄養が偏ってしまう事もありますし、栄養バランスを作って毎日ご飯を作るのは手間もお金もかかります。基本的にドッグフードはそのまま与えても問題ありませんが、毎日の味に飽きないように、栄養素をプラスするためにドライフードにトッピングをしてあげるのがオススメです。
     
     ドッグフード選びや手作りご飯・おやつにも大きく関わってくる重要な部分ですが、愛犬のアレルギーはしっかり把握しておきましょう。いくらプレミアムドッグフードと呼ばれる高品質のフードだとしても、アレルゲンになる素材が使われていれば食べる事が出来ません。ドッグフード以外で、犬でも食べれるものを与える時はまず“少量を少しずつ与える”ようにしましょう。

    ●与えてはいけない食べ物・食材

    玉ねぎ

    『ユリ科の植物・野菜』
    ユリ科の代表的な野菜は“ネギ・玉ねぎ・ニンニク・アスパラガス”などです。これらユリ科の植物に含まれる「n-プロプルジスルフィド」は犬にとって有害であり、体内の赤血球を破壊し“溶血性貧血”を引き起こします。「タマネギ中毒」とも呼ばれ、絶対に与えてはいけな食材です。
     
    『チョコレート』
    チョコレートのカカオなどに含まれる「テオブロミン」は、犬にとって有害になります。嘔吐や下痢、昏睡、けいれい、突然死を引き起こします。また、コーラやお茶にも少量含まれていますので飲ませないようにしましょう。
     
    『キシリトール』
    キシリトール入りのガムを食べ、重度な中毒症状を引き起こした症例がある事からキシリトールは犬の与えてはいけないものになりました。体重1㎏当たり100㎎で症状が出ると言われている。
     
    『牛乳』
    糖の種類で出てきたラクトース(乳糖)が牛乳には含まれており、犬はこの乳糖を分解する事が苦手です。人間でも「乳糖不耐性」と言い、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする人がいますよね。犬もそれと同じで、消化不良や下痢を引き起こす事があるので、おやつ作りに使う牛乳はラクトースを含まない“ペット用ミルク”を使用するようにしましょう。
     
    その他にも、ハチミツ、生肉、香辛料、ブドウ類も与えてはいけないものです。また、人の食べ物は犬にとってカロリーが高く、糖質も塩分も多く含まれるものが多いので、与える時は注意が必要です。

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